とはいえ…昨夜からの寝不足と安心感の為か、早めに寝落ちしてしまった
朝起きてすぐお風呂に入り、『オタク女』の2週間で伸びた陰毛を剃ってやった
「オマエのは元々薄いんだけど…やっぱり、伸びかけは舌にザラザラするしなー…いっそレーザー脱毛するか?(笑)」
「毛抜きで抜いたりしてましたけど効果なかったですょ?」
「んー…じゃあ毎日俺が抜いてやろっか?」
「痛くされそうだからイイですぅ!」
「今度から剃らずに、伸びた先から引き抜いてやるっ♪」
「ひーーーーーーんっ…」
朝の時間は早く流れ『勇者』との約束の時間にギリギリに支度が出来た
今日は『勇者』を拾って、現場を覗きに行き、アルバイトリーダーと俺の弟子に引き合わせる予定だ
『果して…どんな格好で来る?』と思っていたら、すっかり身に着いた眼鏡スーツ姿だった
『まだ吹っ切れて無いんだろーなー…』と思いながらも、元気良く挨拶した
「おはようございますっ!」
「あっ!おはようごさいます…」
「あらら…元気ないじゃないですかっ!元のチームに戻っただけですし…今日から、大勢のメイドさん達に囲まれるんですからっ!元気出して行きましょうよっ!」
「あはは…それもそーっすねっ!何かヤル気になってきましたっ!あははっ!単純ですよね?」
「そーそー!前向いて行きましょうっ!で、取り敢えず店の方が、ほぼ完成している筈ですから、先ずは店から行きましょう!」
「おーーーーーーっ!」
『オタク女』も燃えたのか拳を上げた
『勇者』はクスクス笑いながらも、少し寂しげな目をしていた
俺は気付かないフリを決め込んだ
店に行くと、塗装の匂いが、かなり残っていた
ドアを開けると、開発課と弟子がチェックをしていた
「おうっ!蘇って来たな!後は飾りつけと、食器屋とメニュー位だぞ~楽出来て幸せだろっ?言っとくが…今更変更は効かないぞ?時間がないからな(笑)」
そう言われて、室内を見回すと、壁紙は薄いピンクと白、窓枠と床は木目調のファンシーな作りになっていた
「テーブルと椅子は?」
「床に合わせてシックな木目調だよ…趣味良いだろ?女の子の夢の様なお部屋で、癒してもらえるってワケだ♪バブルの頃なら、アップライトピアノ置いたり木目調で無くてモノホン使えたんだろーけどな!(笑)まっ!無い知恵絞ったよ♪」
「すまん……オマエに頭使わせるなんて…」
「おいっ!テメーーーっ!感謝の気持ちとか、謙遜とかっていうの知らないのかよっ!」
端では『オタク女』が「カワイイ~カワイイ~♪こんなお部屋に住みたいなぁ~♪」とほざいていた
『俺の理想は真っ白かメタルだっ…ピンクの部屋になんか住めるかっ!』
『勇者』が光の加減を見ながら
「幕を張らなくても、レフ板だけでイケそうですね?それか、夜に室内灯で撮っても良い雰囲気出せますよ…でもイベントには向きませんねー…ゆっくりお茶を飲む…大人っぽい感じのメイド喫茶ですね」
「あはは…部長の意見を取り入れてね(笑)非現実的な世界だけど、アニメやゲームキャラみたいな言葉よりも静かにくつろげる空間って感じかな?より一層『ホンモノ』に近付けた『メイド喫茶店』で、一見さんも気楽に入れるってのが俺の理想かな?…そりゃそーと…おい!バイトの組分け済んだか?」
「ええ…言われた通りに3シフト組みましたよ…ですけど…リーダーの力の差が…とりわけ店長のオキニの『柏谷』がイマイチ…多分指示できませんよ?彼女はマイペースですから…」
「十分判っているって(笑)ヤバかったら『天然ちゃん』を俺が直に仕込むさ…それと『店長』ってのは辞めろよ?オマエの部下みたいに聞こえるだろ?…んで、彼女達は何時に待ち合わせよ?」
「一応、1時に本社で待ち合わせです」
「食器屋は?」
「もう直です」
食器はシンプルなデザインのNBの少し厚めの丸みを帯びた食器に揃えた
「それとね…昔ケーキバイキングが流行った時に使ってたケーキ!あれを載せるからホテル用の両手トレイもとそれに合わせたティーサーバーとピッチャーもね…そうそう!それっ!…えーーー?高いね?どうせこのテって今は売れないから在庫余ってるんだろぉ?余所で買わないからさー…安くなるよね?…もしチェーン展開した時に良いお付合い出来ると思うんだけど?…ん?電話掛けて聞いてみるって?どぞどぞ♪…」
この業界は持ちつ持たれつ…結果的に予算内に楽に納まった
「どうせ、オープニングでバンバン割れちゃうからね(笑)また頼む事になるから、その時はヨロシク~♪」
と笑顔で食器屋を見送った
「オマエは鬼だな…」
「鬼ですね…店長…」
「何言ってるよ!何でも言い値で買う公共施設じゃあるまいし…良いんだよっ!アレでも食器屋は利益あんだから!」
「え?半額以下なのに?ですかっ?」
「はにゃ~ビックリですぅ~…」
後から来た業者達も同様に値切り、個人経営では考えれない様な低予算でゴージャスに飾ってやる事が出来た
「後は制服だな…よしっ!そろそろ飯喰って支社に行こう!」
「あれ?もう1人は?来て無いけど?」
社員を希望しなかった娘が1時を過ぎても来なかった
「それが…他の会社の内定もらって…研修だとかで…まぁ…断られました…」
「あのな……あーーーっ!もう良い!話し進めよう!あのな…」
俺が自分で調べた『メイド』についての講釈をたれ、時間によって変える制服を決め始めた
レギュラーのメイド服の他に、早番は明るめのワンピースにキャップとエプロン、遅番はシックなデザインの黒のワンピースにキャップとエプロン…共にカラーとカフスを外して洗うタイプだ
『勇者』と『オタク女』に意見を求め、 元は本当にシックなロング丈だが、膝上10cm辺りに裾が来る様には変更になった
ややホテルの制服に近い様なデザインになったが、リボンとキャップを目立つ様なモノに変更し、エプロンも早番はやや大きめのフリル付で腰から、遅番は肩紐付のタイプにと…『勇者』パソコンで元の写真を加工しながら見せてくれた
話の中で『勇者』は『 半袖のブラウス』にコダワリをみせたが、これからの時期は寒いので、は3月以降の検討事項とした
これから先の事もあるので、制服に関しては、『勇者』の作った画像を部長に送り承認待ちとなった
「食器は無いし、食材も無いからメニュー作りは無理か…制服もまだだし…ビラ配りでもするか?」
「お店の外観の写真撮ったので、HPを更新したいんで、アドレスをパス教えて下さい…それから御2人のメイド服姿の写真を、お店で撮ってアップしたいんですけど…」
「そうだね…それから始めるか…開発課にレフ板ってあるか?」
「ある訳無いだろ!本来は外注だ!」
「だな…アルミみたいな感じですよね?」
「えぇまぁ言ってみればそんな感じですけど…ちょっとくすんでるっていうか…用意して戴かなくても、家に帰ればありますよ?」
「7人か…車じゃ無理だな…じゃあ開発課!彼とレフ板を頼んだぞ!俺は女の子と一緒に動く!」
「あほか…俺が5人運ぶから、電車で行って来いよ!その方が早いだろ?」
俺は泣く泣く『勇者』と男2人で行動した
電車の中で『勇者』が、『あの日の事』をカミングアウトした
「あの時は本当に夢か何かみたいな感じで…なんだか判らないままで…メグさんはシノさんにこっちへ来てって怒鳴ってるし…シノさんは嫌がって泣いてたし…でも酔っぱらってて…「やめてくれ」としか言えませんでした、その後、1人で寝て…ちゃんと起きたのは×××さんに怒鳴られてからなんですよ…で、あの後メグさんがキレて…僕はすぐ服を着て追い掛けたんですけど…ダメでした…で、部屋に帰って×××さんに許されるまで会わないでいようって言ったら…あの女!…取り敢えず服を着させてバックを渡そうそしたら…中から携帯が落ちて来て…で、開けて見たら…他の男の待ち受けになってて…で、メール見たら…なんだかね…本当に女って恐いなって思いましたよ…最初にスーツ着て行った日に、自慢げに豪邸持ちのオタク捕まえたってメールしてんですよ………だから…僕は本当にもうどーでも良かったんですけど…ウチの親が酔っぱらった彼女の態度を見て不信がって、調査したみたいなんですよ…それが、この間の報告書です…あの件以降に1週間で3人とですよ?…まぁ…あの事があって本当の事が判って良かったのかも知れませんけど…でも…ちょっとね…」
「まぁ気持ちは判るよ…俺だって全然女心なんか未だに解ってないもんなー…アイツで、良かったかどうかもね…」
「いや!シノさんは良い人です!シノさんは前から×××さんの事しか見てませんよ!…知ってます?僕は仲良くされて、シノさんに気が在ったんですよ?…でも、良く見てたら違うんだなぁ…って…そしたらアイツに会って、告られて、舞い上がっちゃって…当分リアルとはもう良いです!ファインダー越しの方が煩わしくなくて良いです」
俺は『勇者』の話を黙って聞きながら
『でもね…俺は親御さんにキッパリと言い切った…『あの時の』キミがエラく気に入っててね(笑)で、余計な御節介は今後もさせて戴くよ(笑)俺のオススメは『天然ちゃん』なんだけどね?』
と勝手にどう進展させるか考えていた
本当にウザイ奴だと自分でも思った
「その言葉忘れないで下さいよ?そのうち本当にイイコが現われても知りませんよ?」
と笑いながら言った
店に銀色の傘と銀色の筒と板を持って行った時には、3人が着替えて待っていた
「何でオマエまで着てるの?」
素で『オタク女』に聞いた
すると弟子が
「彼女はビラ配りのリーダーですからね(笑)やっぱり制服で配らないと意味無いですよ(笑)」
『そりゃそーだ…』
「店鋪の写真だろが!」
「でもアキバだと彼女の方が有名でしょ?あぁっ!アノ娘のお店ってココなんだーって事になるじゃないですか(笑)」
「へらへら笑いやがって…ワカッタよ!好きにしろっ!」
『勇者』が撮影を開始した
俺は部長から連絡が着いているかメールチェックをした
肝心の部長からのメールはまだ来て無かったが、 『キャリアさん』からのメールが12通来ていた
内容は「何でもしますから、これをバラ撒かないで下さい」が要点だった
『ふーーーーーん…さてと…どーすっかね?メールで虐めるか?ってかこれも演技かもしれんしな…放っとくのが一番不安だろ(笑)』
『勇者』の撮影を眺め続けた
親御さんが思っている以上に才能在ると思えて仕方なかった
無言で、無難にポーズをこなして行く『狩山』と、『勇者』のほめ殺しに照れながら「うふふ…」と笑う『天然ちゃん』は好対照だった
そして『オタク女』は「えへへぇ…」だった…
『『天然ちゃん』と同じかよ…ってか同種だな…『狩山』も両手に『天然』で疲れるかもな…』
でも、良く判らない事だが…『狩山』も、とうとう「あはは…」とか「いひひ…」とか笑い出した
『2人の天然力と『勇者』のノセ方に完敗…いや…乾杯だな…』
最後は3人共腕を上げ「おーーーっ!」とガッツポーズをとり「もっサイコーーーッ!萌え萌え~~♪」の『勇者』雄叫びで撮影は幕を閉じた
「いやー…3人共スッゴク良かったっすよぉ~♪『狩山』さんも硬いのとれて終わりの方とかスッゴク良かったですよぉ~♪『柏谷』さんもスッゴイ良い笑顔でしたっ!もっ…癒される~って感じっす♪シノさんは相変わらずサイコーっす♪もうっ萌え萌えっす!」
御機嫌な『勇者』は、汗だくで、かなりハイになって喋っていた
『後、20人近くバイト居るけど…『勇者』はこんな調子で体力保つのかね?』
「では…アキバにこのテンションでビラ配りに行きますか?」
開発課と弟子は、他に仕事が在るから…と逃げ、5人で配る事になった
『整理が大変なんだけどね…』
予想通り、収集が着かなくなっては逃げ…収集が着かなくなっては逃げ…繰り返しアキバを1周する前に、チラシを残したまま退散した
「じゃあ2人共…明日から出て来れる日を教えてください…」
携帯番号を交換し2人と別れた
「いやー2人共イイコですね~♪」
と『勇者』シキリにニコニコしていた
『オタク女』も『天然ちゃん』コンビを組めて嬉しそうだった
『出逢いってのは本当に不思議なもんだな…』
2人の笑顔を見てツクヅク思った
結局、俺の制服の件はオープニングのひと月が終わってみてから…と言う事になった
喫茶のシフトから抜け、全てこちらに向けていた『天然ちゃん』がほぼ毎日ビラ配りに付合う事となり、『しっかり屋さん』は、喫茶の方の引き継ぎと弟子の新人研修の手伝いで、あまり出て来られなかった
『勇者』は忙しく本社と、店を行き来し、更にビラ配りにもチョクチョク参加した
俺は呑気に『オタク女』と『天然ちゃん』をビラ配りに連れ回し、行く先々の喫茶に入り『天然ちゃん』に行った店の『良い所』『悪い所』を言わせながら「じゃあこの店はどう?」と感想を聞く事を繰り返した
実感できれば、徐々に良い方向に理想が固まり、それを実践しようと思うからだ
1日の最後は、店に行き2人の目の前でレクチャーしてみせた
「まぁ…慣れで仕事するな!って事かな?店にいる時は彼氏にフラれても、心からニコニコしてくんだよ?難しいと思うけど…イイ?大事なのは自分の出来る範囲で良いから頑張ってみてな!『出来る範囲』を超えちゃったら無理が出てお客さまに迷惑掛けるから、ちゃんとオープン迄に、自分のスタッフを信頼して仕事を頼める位に教えてあげる様にな」
『なんだか自分の子供に言ってるみたいだな…(笑)』
『オタク女』と『天然ちゃん』は2人揃って真剣に「うんうん」と頷いた
『イイコだけど…リーダーは無理かもなー…』
ついでに、コーヒーの入れ方はもちろん調理も毎度3時間教え続け、スピードは無いが見た目と味はマズマズの線までナントカ持って行った
タマにこの『お料理教室』に『しっかり屋さん』も参加してスジの良さを見せつけてくれた
当然お客役は『勇者』様にして頂き、マニュアルに変更事項を盛り込んだ
「おっしっ!明日っからの『柏谷』チームの研修は、取り敢えず1人で頑張って教えてやれ!補助はしてやるから安心してな(笑)」
翌日からの全体研修は弟子と『しっかり屋さん』の指導結果が素晴しく、思いのほかスムーズに進んだ
だが、実際にさせて見るとトレーを茶汲み人形の様にしか持てないコが大半だった
「まぁ…オープニングこなせたら「あっ!」と言う間に上手くなるけどな…プレオープンは選抜チームでやるしか無いな…」
「そーですねー…1人が1卓に付いたとしても余りますからねー…残りはビラ配り部隊ですかね?」
「まー『柏谷』チームは俺が叩き込むから、『狩山』チームはオマエ頼むぞ?そこそこなのはリーダーに任せて良いだろ…」
「あんまりキビシクしたらオープン前にバイトが居なくなりますから、本当に宜しくお願いしますよ?」
「俺がキビシイのは可愛い可愛いオマエだけだよ♪ってか俺が何店鋪の立ち上げ店長したと思ってるよ?万年店長の×××と呼ばれた実力見せてやるよ♪」
「オープニングで半分以上辞めて行くってゆー実力をですか?」
「俺は遊びでやってんじゃねーもん♪」
「はいはい…でも、今回は女の子しか居ませんからね…くれぐれも…」
「はいはい…」
「セクハラは禁物ですよ?(笑)」
「はいはいはいはい…するかっ!ぼけっ!」
『柏谷』チームのそこそこは3名で、残りの7名は俺のレクチャーを受ける事になった
「取り敢えず、自己紹介から…名前、志望理由、趣味、夢を適当に盛り混ぜて、各自3分しゃべれ!」
3分間も見ず知らずの人間相手に自分の事を喋るは難しい
『まあ…性格判断なんだけどね…』
『オタク系』3人、『ややゴス系』1人、『一般』3人と診断された
「よし!マネージャーと狩山から習って覚えたと思うが、先ずは挨拶だ!やってみろっ!」
ワザと威圧する様な口調で、大きい声で指示を出す
すると、緊張するので、声も笑顔も出ない
「とまあ…他の人達見ているとわかるだろうけど…緊張すると声が出てないし、顔も硬いでしょ?それは初めてだから…って事なんだけどね…失敗したり怒られるのが恐いとか思わない様にねー…ただ、このバイトを楽しめる様にしてくれれば良いよ…その為には人並みにはデキないとね♪先ずは慣れろだ!各自、丸トレー持って来て…」
俺が昔バイトしてた頃のツルツルの金属製トレーとは違い、今は滑り止めが付きFRPで芯が出来ている
だから重いもの載せても踏ん付けてもビニール製と違い割れない
「先ずは空でヤルよ?裏側も真ん中にポッチがあるでしょ?ソコを人さし指に載せて…回してみて…回る迄続けてね…手の力緩めて…そーそーそんな感じ…人差し指1本で大丈夫でしょ?(笑)だから手のひらで持つのはもっと楽なんだよ…最初はパーの手で…そっ大きく開いて…で、トレーを左右上下に動かして…体を捻るんじゃなくて…そー腕を動かす…ね?トレーは落ちないでしょ?…当たり前の事なんだけど、キミ等は出来て無かったんだよ…不思議だろ?」
7人からトレーを貰い、一つに重ね合わせ、1人づつに持たせてみる
「ね?重さでも無い」
紙コップになみなみと水を入れ重ねたトレーの上に載せてやる
「こぼさない様にね」
と言ったとたんトレーが揺れはじめる
「これが緊張って事…各自またトレーを持って…で、円陣組んで…も少し大きく…で、コップの水をこぼさない様に隣の人のトレーに上手く載せてあげて…そー…そー…あ!言っとくけど…上の方持ったら横に潰れて水がこぼれるよー…そー…下の方持って…」
1周する度に紙コップを1個増やし続け、15個あたりで終了させ、次は皿の上に水の入ったコップを載せ回させた
「腕がパンパンでしょ?(笑)慣れたら無駄な力みは無くなるから楽になるよ(笑)で、家に帰ってやって貰いたいのはどんな御盆でも良いからお皿の上に紙コップを置いてテーブルに出す練習しておいて下さい…慣れて来たら次に進んで行きます…それと…これから制服でビラ配りをしますので、全員2階で着替えて店の前に集合してください」
『柏谷』チーム全員でアキバへ行きワラワラと群がるカメコさん達との戦いに明け暮れた
店に帰る頃には、皆、楽しんでいる顔になったいた
「プレオープンまで後9日です…まぁ…それまでにバテ無い様に頑張ましょう♪では、今日は解散です!明日もよろしくお願いします!お疲れ様でしたっ!」
『オタク女』が近付いて来て
「ねっ!ねっ!ねっ!この後『カッシーちゃん』が遊びに来たいって言ってんだけど良い?」
「あ?まさかホテルにか?」
「そそそそっ!ミニのメイド服とか見たいって♪ねっ!ねっ!ねっ!良い?」
「どうせ来てって言ったんだろ?はいはい…良いよ…」
「やたっ♪『カッシーちゃん』呼んで来るね~♪」
ホテルに『勇者』も誘ったが、弟子に感化されたように仕事熱心になって、HPの更新が忙しいとの事で断られた…
『天然ちゃん』は、おつまみとお酒を持ち込んで来て宴会になった
酔っぱらって少しフラついている『天然ちゃん』を、寝落ちした『オタク女』の代わりに駅迄送って行った
飛んで抱きついて来る『天然ちゃん』の大きめの胸の感触に少し欲情しながら見送った
『タイプなだけにヤバイよな…帰ったらケイコとヤリまくろっと…』
しかし、その夜『オタク女』は起きはしなかった…
起きない『オタク女』の寝顔を、突ついたり、眺めたりしながら今迄の事を思い返した
ナンダカンダ言っても俺は『オタク女』が一番好きなんだと思った
『これで、胸があのコぐらいありゃあなー…ってか…俺もフツーのオヤジなんだなー…抱きつかれた位で欲情してしまったもんなぁー…』
胸を突ついたり、プニプニと揉んでみたりしたが起きる気配さえなかった
時間も遅かったので、『オタク女』の頭を撫で、寝顔にキスをし、独りで風呂に入った
「あーーーーっ…あとちょっとだなー…2月には人事移動かぁ…まぁ…普通のサラニーマンってのも良いかもなー…土日は休みで、ゴールデンウイークとか御盆休みとか…年末年始も休みだし…カキイレ時が休みかぁ…今迄とは正反対だなー…新婚さんには良いかもな…(笑)」
普段は2人でギュウギュウ詰めになって入っている風呂も、ゆったりと入る事が出来た
風呂から上がり、メールチェックをすると相変わらず『キャリアさん』からメールが届いていた
見る事もせず、全て削除した
『本当に用事があるなら電話してくるだろ(笑)』
部長からはプレオープンとグランドオープンには専務と出向くとの事だった
普段着のまま眠っている『オタク女』に添い寝した
目が覚めると、『オタク女』がお風呂に入っているらしく、シャワーの音が聞こえた
朝の元気な証を感じ、パンツを脱ぎ、お風呂に突入し「おはよ~♪」と大きな声で『オタク女』をビビらせた
『オタク女』ビックリして、シャワーを落し、下からお湯を被った
「もーーーーーーーーっ!ビックリするじゃないですかぁーっ!」
「だってさ…昨日はオマエが全然相手してくれなかったから…仕返し(笑)」
「そー言えばそーかも…(笑)カッシー面白いんだもん♪…で、カッシーはイツ帰ったんです~?」
「オマエが起きないから、終電の時間に間に合う様に俺が送って行ったよ」
「何もしなかったでしょうね?」
俺を横目で睨む
「は?どういう話しの展開なの?」
「え?だってオキニって聞いたよ?カッシーはワタシのオキニなんだからちょっかい出したらだめですぉ?」
「あのな…オキニならするのかよ?…ってか、俺じゃなくて、カッシーの方から飛びついて来たぞ?」
「あはは…カッシーはねぇ…抱きつき魔のキス魔なっだって!(笑)ワタシはチューされたもん♪」
「オマエなぁ…ソノ気があるのか?…田仲ともシタんだろ?」
「あれは違うもんっ!アレはエロで、カッシーとは愛なのぉ~♪」
「あっそっ…好きに言っとけ…何だかヤル気が薄らいだから、背中だけ流してやるわ…向こう向いて…」
「あーーーーーいっ♪」
つくづく『下半身がデカイな…』と思いながら背中を流してやる…ついでに腰も…更に、ついででデカイケツも…またまた更にサービスでムッチリした太股を洗ってやっていると、モノが雄々しく復活した
後ろから内股に優しくアワを広げて行く
「んっ…だめぇ…シ出したら時間無いよ?」
「ん?毛のチェックしてるダケだよ?」
ニヤニヤしながら両手で『オタク女』の股間をゆっくりと大きく腕を滑らせ、前後にアワで洗う
「やっぱり毛が無いとツルツルしてスベリが良いよな~♪」
「もう……ダメで…すよぉ…時間…あんまり…ない…のにぃ…」
「じゃぁ…ココは時短モードでしよっか?(笑)」
そう言うと、アワでスベリが良いのか、汁でスベリが良いのか、良く判らない『オタク女』の股間にモノを滑り込ませた
「あはっ♪」
「あー気持ち良いぞ?…お尻閉じてみてよ…そう…あー…やっぱり…イイよ…」
『オタク女』の中にはあまり入って居ないが、 『オタク女』のデカイケツ全部が性器の様に思えた
「んふっ…んふっ…あはっ……イイッ…ですぅ…」
「ちょっと太股引っ付けたまま腰振って…足踏みみたいにしてくれる?…そう…スゲー気持ち良いよ…」
デカイケツとムチムチした太股に俺のモノが飲み込まれ揉まれる
『爆乳のパイズリってこんなのかな?シェイクされてるみたいだ…このままだと、イカす前にイッて終いそうだ…』
『オタク女』も異常に興奮して腰をクネクネさせ続けていた
『ヤバイな…』
『オタク女』からモノを急いで抜き、『オタク女』を振り向かせキスをする
体をお互いに擦り付け、腕で撫で合いながら『オタク女』は片足を風呂のフチに上げ、俺はその足を抱きかかえ『オタク女』の中に指を入れた
『オタク女』を壁に背中を寄り掛からせて腰を突き出させ、『オタク女』の大好きなGスポットを刺激してやる
「あはっ!あはっ!あはっ!イッ!イイッ!…ソコっ!ソコっ!ソコがっ…イイッ…のっっ!あはっ!…」
『オタク女』の背中はズリ落ちながらも、腰は嬉しそうに上下する
「あはっ!あはっ!あはっ!…もっ…もっ…イキそっ!…チ○ポ…チ○ポ…入れてぇっ!…チ○ポでっ…掻き回して…くだ…さいっ…あはぁっ…もっ…もうっ…ダメっ…早くっ…入れてぇっ!…チ○ポォ…御主人…さまの…チ○ポォ…早くぅぅぅっ!…うっ!…うっ!…うはっ!…」
「コレで先にイッとけっ!その後入れてやるっ!ホラっ!ホラっ!イケっ!イケっ!…」
「ああっ!もう…イクッ!イクッ!イクッ!…イッちゃっ…てるっ…も…もっ…もう…あはっ!」
『オタク女』は腰を突き出したまま、ピクピク痙攣させ、潮を吹いた
その体に爆発寸前のモノを突っ込み、またGスポットを激しく刺激してやる
「あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!…気持ち…イイッ!…あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!…狂っちゃ…ううぅぅっ!…またっ!…また…ヒッちゃうぅぅぅ…あはあっ!」
「俺もイクッ!イクぞっ!…で、出るっ!」
「あはぁああっ!中にっ…中にっ…精液が……一杯………」
『オタク女』の中にビュッビュッビュッ!と精液をタップリぶちまけた
繋がったまま座り込み、キスをし合う
「子供できちゃいますょ?」
「別に良いけど?結婚するんだし(笑)」
「でも、日数でバレますよ?」
「親父隊に何か言われそうだな…」
「叱られても知らなぁ~い♪」
「孫の顔早く見たいだろうから親孝行だ(笑)」
ボディシャンプーのアワと汁と精液を洗い流し、急いで支度した
道々「何で、オマエの髪って乾くのそんなに時間掛かるワケ?」と文句を言いながら、店へ少し遅れて着いた
「石鹸の匂いが2人からするなー…何してたのかねぇ~?新婚さんは…」
と開発課が冷やかした
素知らぬ顔をして研修を開始した
プレオープン前日まで研修とビラ配りは続き、毎日の様に『天然ちゃん』は遊びに来て、抱きついてキスを頬にして、俺を悩ませてくれた
『勇者』は…と言うと…いつの間にか『しっかりさん』とすっかり仲良しになっていた
『成る程…『デキル娘』が好みなワケか…』
「おい!柏谷!あの2人のトコ行って「あっ!同じ石鹸の匂いがするぅ~」って行って来い!」
「アイッ!キャプテン!」
敬礼をし突入して行くや否や…
「あっ!同じ石鹸の匂いがするぅ~」
とデカイ声で言い、2人に敬礼してダッシュで帰って来た
「言ってやって来てやりましたっ!キャプテンっ!」
「カッシーちゃんカッコ良かったですよ~♪」
「えへっ良かった~?」
「うんうん!背筋がピッ!となってカッコ良かったです~♪」
『天然ボケ』2人の会話に、目眩しながらプレオープンの不安を覚えた俺は、弟子に向け
「おい!オマエ明日は黒服なっ!俺も着て来る!トラブル対応は俺達がするぞっ!お前も手伝え開発課!」
「不安なんですね…はいはい…お付合いしますよ…キャプテン…」
「黒服って…懐かし過ぎるぞ…マハ○ジャかホストかい?(笑)」
「執事だっ!ウェルカムと厨房するぞっ!」
研修最終日も終わりに近付き、不安と期待の興奮が全員を包んだ
「いよいよプレオープンです ですが、グランドオープンと何ら変わる事はありません 緊張するな!と言うのは無理な話ですが、自信を持ってお客さまをモテナシテください また、入れ替えは1時間を限度で、回転せせて行きます トラブル等が発生した場合は迷わず、マネージャーか俺に言ってください オープニング期間中だけですが、対応させて貰います では、本日は早く休んで、万全の体調で宜しくお願いします!お疲れ様でしたっ!」
俺、『オタク女』、『勇者』、弟子、開発課、『天然ちゃん』、『しっかり屋さん』の7人で店に残り、最後の打ち合わせをした
弟子が、リーダー2人に段取りを再確認させた
「良いか?この店はトライヤル店だ…増えて行くのも、無くなるのもキミ等次第だ…と、まぁ建前上はそうだけど…気にする事は無い!肩の力抜いて!ウチの喫茶でやってたことをそのまますれば良いだけだ
!それぞれが、俺とコイツの眼鏡に叶った逸材と自負しても良い!オープニングは緊張と、忙しさで苛つく事もカナリあるが、自分のスタッフを信用して手伝わないで、お客様への対応と指示に徹する様に!難しいが、社員希望である以上、必要とされる所だ…まぁ…イザとなったら俺達が居るさ(笑)元店長が3人もいるからな(笑)」
「んで…ワタシわぁ?」
「オマエは外での出迎えとビラ配りがメイン…で、これが原稿…まぁその場その場で、いつも通りに上手い事やってくれ(笑)」
「ぶーーーーーーっ!ワタシは放置プレイだぁぁぁっ!」
全員から笑いが上がり解散となった
何かしら急いでいる『勇者』を呼び止めて
「で?狩山さんとは上手くいってんの?」
と、そのものズバリ聞いた
「え?何言ってんすかぁ?上手く行ったら真っ先に報告しますよぉ~…まだまだそんな…」
「って事は…気が在るってコトだね♪何にしても誘って正解だったよ…HPの更新もマメにこなしてくれたし…メニュー作りも殆どしてもらったし…アンケートの時から、本当にキミに出合えて良かったよ…今迄、ありがとう…で、明日なんだけど、店で打ち上げしますからね?さっさと帰らずに最後まで居て下さいよ?…じゃあ、また明日!お疲れ様です」
「いえ!こちらこそ!…×××さんに出合って無かったら、こうして人の為に働いてなんか無いですよ!人生変えてくれた恩人ですからねっ!最後迄キチッ!っとお付合いさせてくださいよ?また明日も宜しくです!お疲れさまですっ!」
多分『しっかり屋さん』が待っているのだろう… ニコニコ笑いながら『勇者』は走って行った…
開発課と弟子も「お先に…」と帰り、最近『いつもの3人』が残っていた
「今日は宴会はナシ!」
と言う俺の発言など却下され、オープンでハイテンションになっている2人に無理矢理呑まされた
2人で抱き合って、キャッキャッとはしゃいでいるのも10時前には『オタク女』が轟沈し、目標は『キャプテン』に変えられた
「うふふふふ~♪」
と言って抱きついて来る
俺もいい加減酔っぱらっていたので、好きな様にさせていた
「うふふ…キャプテンらぁ~♪」
「柏谷…オマエ明日大丈夫かぁ?」
と呆れ顔で言うと
「じぇんじぇんだひじょうぶっすよぉ~♪ほらぁ~♪」
と言いながら抱きついたまま、横から頬にキスを何度もしてくる
「全然不安だけどな…明日はキリッ!としろよ?キリッ!っと…」
「あいっ!カプタン♪目にものみせましゅっ!」
「ますます不安だよ…なんだよカプタンって…良いか?オマエはあのマネージャーに続く2番弟子なんだぞ?…それが…あーあ…甘く育て過ぎたかねぇー…」
「んふっ♪…しょっかぁ…ワタシもマネージャーしゃんみたいに…んふ♪」
「…無理だと思う…アイツはドジでマヌケだが気合いが違うっ!…蹴られても蹴られても…まっ…アイツの弟子も蹴られ強いけどな…(笑)」
「え~~~~~っ?ワタシも蹴るんれすかぁ?痛いのヤですよぉ?」
「大丈夫だ…オマエを蹴っても頭に伝わる迄に痛みが消えそうだから(笑)」
「え~~~~~っ?何でそんなコト言うんでうかぁ?…しょの口が悪いんでしゅねっ!その口がっ!」
『天然ちゃん』が正面で顔を睨み、俺の口を抓るのかと思っていたら、いきなり口を口で塞いだ
「んふふ~♪らまった~♪」
「オマエなっ!」
と何か言おうとすると、また
俺の呆れ顔に、悦に入った『天然ちゃん』は終いには俺の顔を両手に持ち、次第に舌を入れ、絡ませて来た
「んふふ…キャプテンのオチ○チン大きくなってますよぉ?」
と、はしゃぎ出す
『まぁ…放っといてもスル事はないな…さてと…』
酔っぱらってフラつく足取りで立ち上がり
「悪ふざけはここまでだ!送って行くから立て!」
「立てましぇん~♪ダッコしてくらさいね♪」
『こいつ…コンパ行ったら即お持ち帰りだな…』
「甘えるな!柏谷!行くぞっ!」
「ぶーーーーーっ!ケイちゃんにはもっと優しいクセにぃーっ!ワタシもミニのメイド服欲しいっれすっ!」
「はぁ?何だそりゃ?」
「あんな可愛いの着たいです…」
「彼氏に買って貰え(笑)彼氏も喜ぶぞ?」
「彼氏なんか居たら毎晩毎晩寄ってませんよぉ!」
『そりゃそーだ…珍しく正しい…しかも素に思える(笑)』
「それにぃー寄って来るのは胸バッカ見てぇー…で、スグにヤれると思ってやがりましてっ!もぅサイテーなんれすぅー…」
『そりゃあんなコトされたらな…フツーそー思うだろ?』
「だから…コンパもナンパも大ッ嫌いれすっ!普段のお付合いから~ってのが理想なんですよぅ♪で、今1番はケイちゃん!えへへへ…しょんでもって2番がキャプテン!でも…2人共付合ってるから考え中なのれす…
何か良い案ありましゅかっ?」
「取り敢えず家に帰って、現実を良く考えるのがベストだと思うぞ?」
「家ゃないれす!下宿れすっ!」
「良いから…ほれっ!駅まで送って行くから立てよ」
「あいっ!キャプテン!送って頂きましゅっ!」
スクッと立って飛びついて来る
俺は酒で足許の自由が効かず転けそうになった
「オマエ…実はザルで、酔ってないだろ?」
「そんなコトないでしゅよぉ~…ん~~~~~~っ…」
「だからキスするなっ!明日の打ち上げオマエは酒抜きだっ!」
「え~~~~~んっ…ケイしゃぁん…キャプテンがいぢめるのぉぉー」
「寝てるって…昨日の量で起きないのが、少々騒いだところで起きるもんかっ」
「え~~~~~っ…そぉーなんでうかぁ~?…じゃぁキャプテンにお相手してもらう~♪」
「はいはい…おウチに帰るぞ…」
「え~~~~~っ!終電まで相手してくらさいよぉ~…今乗ったらナンパされちゃうかもですよ?」
「終電て…明日早いんだぞっ!もう良い!家まで送ってやるっ!行くぞ!」
「あーーーーーーい…キャプテン…」
『天然ちゃん』の下宿は4駅行った所で、古いが広そうな所だった
コーヒーでもと誘われ階段で再び酔いが回りふらつきながら部屋に入る
コーヒーの作り方をソファーに座って監視した
「お姉さんはまだ帰って来て無いんだ…仕事忙しいのか?」
「今、長期出張で海外行ってまぁーす♪」
とニコニコしながらコーヒーを出して来た
「オマエな…そーゆーのは早く言え…知ってたら中に入らずに帰ったのに…」
と、まぁまぁなコーヒーを啜りながら言った
「お姉ちゃん見たかったですかぁ~♪残念でしゅ~♪ほら!これがお姉ちゃん♪キレーでしょ~♪自慢の姉れす♪」
2人で並んでいる写真には、確かに爽やかそうで素敵な感じのお姉さんが写っていた
「おーっ!確かにオマエと違って、爽やかな感じで、しっかりしてそーだな~(笑)」
「またっ!その口ですねっ!」
俺の横にドンッ!と飛び乗り、顔を寄せて来る
「いや…キスはもう良いから(笑)」
「判りました!」
顔を膨らせ体を引いたので、ほっとしていると
「ジャーンプ♪」
と言いながら抱きついて来て頬ずりを始めた
「何がしたいの?オマエは?」
『さっさとコーヒー飲んで帰ろ…』
「ケイしゃんの真似~♪」
「あー…はいはい…」
「うふふふふふ~♪」
「ん?何だ?ドラ○モン何が可笑しい?」
飲み終えたカップを置くと
「んもぉぉっ!」の声と共に首に飛びついて来た
俺は横倒しになり、『天然ちゃん』がのしかかって来る
そのままのスピードで口に口を当て、舌を入れ絡ませて来た
手を着いて起き上がろうとするが思う様にいかないどころか、『天然ちゃん』俺の手を取り自分の大きな胸に持って行く
「ねっ?ドキドキしてるでしょ?」
恥ずかしそうな顔をしながら、またキスをしてくる
流石に股間が熱くなったが、負けずに大きな胸を押し返した
急いで玄関に戻り、靴を履きドアを開けた
「お陰で酔いが覚めたから帰るな~コーヒーありがとさん♪明日遅刻すんなよ?」
膨れッ面の『天然ちゃん』を残しタクシーに飛び乗りホテルに帰った
『オタク女』を起こし一部始終をカミングアウトしたが、半分以上寝ていて全然話にはならなかった
『少しはびっくりして目を覚ませよ…』
拗ねた様な気分になり、違うベッドで寝てやった
独りで寝ながら、明日のプレオープンが不安で仕方なかった…
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