プール男1【初フェラ】

[ 00:00 ] 年上と | CM(0)


プール男

俺の中二の夏の話。

ちょうどオナニーを覚えたてだった頃に体育のプールシーズンが重なり大変な事に・・・。
まぁ端的に言うと女子のスクール水着姿見るとどうしても勃起しちゃうわけで・・・
しかも、うちの学校のスクール女子用水着は誰が考案したのか斜めに白いラインがあるの。
それが丁度乳首のところに重なるんだけど薄っすら乳首が透けて見えるんだよね。
俺の発育が早かっただけなのかもしれんが、どうして他の男子は起たないのか不思議だった。
まぁでもみんな「透けてるよな」とかコソコソ言ってたけどね。
もう中二だと発育早い子は巨乳ちゃんとかいてもうこれがたまらないわけ。
ここで活字にしちゃうと笑い話なんだけど、実際には水泳の時間に俺の海パンだけ前が膨らんでたら相当やばい。
特に中二って性的目覚めてる奴と目覚めてない奴の分岐点的成長期だから微妙で少しでも前がモッコリしてると目ざとく「お前何立ってんだよ」とかからかわれてしまう。
とりあえず俺はトイレにいくふりして勃起が治まるのを待った。
が、治まっても結局女子見ちゃうとまた起ってしまう・・・。
結局性的に初めて目覚めた記念すべき最初の水泳の授業は殆どトイレで過ごす事に...。
しかしながら二度目三度目の水泳の授業でもやっぱり起っちゃうんだよな。
これはもうどうしようもない・・トイレでオナニーして抜こうかとも思ったんだが、これもまた難しかった。なんていうか中学校までってやっぱり大便用トイレって使い難いんだよね。
絶対に「ウンコしただろ?」って言われちゃうし、ましてオナニーなんて絶対にできない状況だった。で、俺は水泳の時間だけ授業を抜け出しさぼるようになってしまった。
しかし他の授業は出席してるのに体育だけさぼれば当然「あいつどうした?」って事になるわけで、俺は体育の教師に呼び出されてしまった。
当然理由聞くよな。
さぼった理由。
「お前何で水泳の授業だけさぼるんだ?」
とイカツイ体育教師が聞いてきた。
まさか起つとは言えない。
「すいません。俺泳げなくて・・・」
と嘘を言ったら、
「嘘つけ!お前去年1年の強化選手に選ばれてただろ!」
と間髪入れずに突っ込まれた。
超自爆。(あちゃ~そうだった、すっかり忘れてた)
先生は執拗に本当の理由を聞こうとしてきたが、
「ダルくて・・・」
とか、
「気分が・・・」
とか理由にならない言い訳をしたらバシーン!とビンタ喰らった。
(やれやれ体育教師はこれだから・・・)と思ったが、まぁ怒る気持ちも分かる。
俺は頬を赤く腫らしながら黙って耐えた。
すると体育教師は、
「担任に言っとくから」
と言って去っていった。
とりあえずホッとする俺。

担任と言っても当時俺の担任は胃潰瘍で急遽入院する事になって臨時で保険の女先生が面倒を見てくれる事になっていたのだ。
若い先生だったし体育のゴツい先生よりは全然チョロい。
俺は胸を撫で下ろした。
帰りのHRが終わると、
「○○君ちょっと・・・」
と保健の先生。
俺も(あの事だなとすぐに察しがついた)仕方が無く立ち上がる俺。
俺は先生に連れられ保健室へ・・・。
「座って」
と促され俺は従った。
「水泳の授業出ないんだって?」
といきなり先生は本題に入る。

「・・・・」
ここはもう黙秘しかない。
「何ででないの?」
と、先生。
「・・・・・」
答えない俺。
「水泳得意なんでしょ?何か出れない理由があるんじゃないの?」と先生は俺の顔を覗き込んだ。(女子見ると起っちゃうからです)なんて口が裂けても言えない訳で、もう俺は黙秘の一手だった。
「何か嫌な理由があるんでしょ?言いなさい」と毅然とした表情で先生は俺を見てる。
(だ~か~ら~言えないんだって鈍い奴だな)と思いながら俺は
「別にないよ、次から出るから」
とふて腐れた表情で言った。
「言ってごらん理由聞けば先生何か手伝えるかもしれないよ」
と先生。
今にして思えばなかなかいい先生だったと思う。
が、どうも先生は、俺が虐めにあってるんじゃないかと疑っているらしかった。
「手伝うことなんかないよ。いいよ」
と俺は突っぱねた。
「そうやって我慢してるのが格好いいと思ってるとしたら大間違いだよ」
と先生が言った。
もう完全に虐めだと思ってやがる。
早とちりもいいとこだ。
それでも俺が黙っていると、とうとう「ご両親に連絡するから」と脅されてしまった。
ふざけるな!さすがにこれには俺も大慌てで、「や、やや辞めろよ!」としどろもどろに怒鳴った。
「じゃ、理由言う?」
と先生。
(きたね~)俺はしばらく腕を組んで考え込んだ。
言うべきか・・・言わざるべきか・・。
しかし両親はやばい。
いかにも。
「だ・・・誰にも言わないって約束する?」
と俺は言った。
しかたない・・・ここは恥を忍んで全てを晒そうと俺は覚悟した。
とりあえず信用できそうな先生だったって事もある。
先生は頷きながら、「大丈夫心配しないで言ってみなさいと」
と言った。
聞いたらどんな顔をするんだろう?と思うと緊張してきた。
(虐めと思い込んで実は女子に欲情じゃ~な~)と思いながらも、白状すると言ってしまったからには後には引けない。
だいたい先生が言えといったんだし、俺にとってはサボるだけの立派な大義名分だったのだ。
俺は意を決し、
「た・・・起っ・・・ちゃう・・・んだよ」
と、どうにも照れくさくカミカミで応えてしまった。
「え?」
とよく聞きとれなかったのか、俺の言ってる意図がくみとれなかったのか先生が聞き返してきた。
一度言ったからすこし勇気が出た俺は今度ははっきりと、「女子の水着姿見ると起っちゃうんだよ。
どうしても。恥ずかしいから出れないんだよ。こんな事誰にも言えね~だろ?」
開き直って言う俺。
「え・・え?・・起つって・・・ぇ・・・」
と、今度は先生がキョドる番だ。
立場が逆転した俺は続けざまに「みんなの前で前を膨らませて水泳できないじゃん」
と言い切った。
「どうしたらいい?」
と俺は先生を問い詰める。
「どうって・・・う~ん・・・それは・・・困ったわね」
と俺の予想外の返答に本当に困ってる様子だった。
「だろ?だから休みたいんだよ。休ませてよ」
と俺は先生に頼み込む。
「休んだら駄目!ぜったい!体育教師と相談してみるから」
と先生。
「何だよ!俺、先生だから白状したのに!、やっぱりチクるのかよ!俺みんなにバレたらもう学校に来れねぇよ!」
と半べそで応えた。
これは半分マジだった。
とにかくデリカシーのない体育教師なんかにチクられたら何言われるか分かったもんじゃない。
俺の本気の形相を見てとった先生は「わ・・・分かった。ごめん。言わないから」
と言って俺を諌める。

「・・・・・・・・」
しばらく静寂が訪れる保健室。
「自分で出してみたらどうかな?少しは治まるんじゃない?」
と、どうやら先生は俺にオナニーを推奨してるらしい。
少し顔がひきつっている。
「出すって?」
まだ中二は自慰行為してると言い切るには勇気がいる年頃だ。
俺は照れくさくて知らないふりをして聞いた。
「何って、保険の授業で習ったでしょ?精子を出したいから勃起するんだろうし・・・」
この辺はやはり保険の先生だ。
「俺・・・出した事ねぇよ・・・だ・・・出し方分からねぇし・・」
と俺は照れながら答えた。
「うそ?出るよぉ、自分でやってみな」
と先生は率先してオナニーを勧める。
「俺まだ、中二だもん。出ないよ。」
とまた嘘を言う俺。
「出るよ。○○君体格もいいし、もう絶対に出るよ。やってみな」
いま冷静に考えると凄い会話だ。
「でも、どこでやるの?俺の部屋、姉貴と一緒なんだけど・・・」
とあくまで無垢な少年を装う俺。
「トイレでもお風呂でもいいじゃない」
と先生。
「なんか緊張して出なさそう・・・だいたい出るってどんな感じなの?」
とわざと意地悪い質問をしてみた。
「そ・・それは先生女だから分からないけど、きっと気持ち良いんじゃないの?」
と客観論で先生は答えた。
「出るかな~・・・」
自信なさそうな俺に先生は背中を叩き
「大丈夫だって」
と言って勇気付けてくれた。
う~ん何だかな~と言いつつとりあえずその時はお開きに・・・。
が、俺は肝心な事が何も解決してない事に後から気付いた。
そもそも家で多めに抜く作戦は既に時効済みだったのだ。
要するにまた水泳の授業になればチンポが起つ事は必至だったのである。
俺は愚かにも登校途中で初めてこの事に気づいた。
今でも何で気付かなかったのか馬鹿みたいだと思うのだが、どうも先生との会話で全て解決したと勘違いしていたのだ。
(まいった・・・)ここは二者択一だ。
起ったまま授業を受けるか、再びサボるかである。
そうこうしてるウチに朝のHRが終わってしまった。
体育の授業は三時間目である。
二時間鬱状態が続く俺。
とうとう男子が教室で着替えが始まって初めて俺は先生の居る保健室へ向かった。
重苦しい足取りで保健室の扉を開ける俺・・・。
先生がなにやらノートみたいのをつけているようだった。
俺を見ると目を大きくして
「どうしたの?」
と聞いてきた。
俺はうつむきながら
「先生おれ・・・出なかったよ・・・」
とボソっと言った。
「えっ・・・・」
と言葉を失う先生。
「次体育の授業なの?」
と先生は聞いた。
俺は黙って頷く。
「俺、絶対起っちゃうよ、どうする?」
と先生にすがるように聞く俺。

「・・・・」
少し黙っていた先生だったが、先生はおもむろに窓の方へ歩き辺りを見渡しカーテンを閉めた。
そして入り口の鍵を閉める。
戻ってくると先生は、
「座って」
とぶっきらぼうに俺に言った。
「ちょっと出してみて。出ないわけないわよ」
納得いかないという風に言いながら、俺にチンポを出すように先生は指示した。
「え?」
すげぇ驚いて最初全然意味分からなかった。
「だから、おちんちん出してみなさい」
と先生はあまりに毅然として言う。
「だ・・出すの・・今?・・ここで?」
どぎまぎしながら聞きなおす俺。
「そうよ。時間がないんでしょ。はやく!」
と先生は俺は急かす。
俺はごそごそとチンポをチャックから取り出した。
当然まだフニャフヤである。
「ほら・・・もう毛だってこんなに生えてるじゃない出ないわけないのよね・・」
と言いながら、先生は俺のチンポの発育具合を観察している。
「ちょっとシゴいてみて」
先生は俺に保健室で自慰行為をするように指示した。
(ま・・・まじかよ・・・)まさかこんな展開になるとは思わなかった俺は、おぼつかない手つきで渋々チンポをシゴきはじめる。
ちっともエロくない状況でも若さというものはそれを補って余りある威力がある。
俺の気持ちとは裏腹にチンポは見る見る隆起してきた。
グ~ン!とそそり立つ俺のチンポ。
「立派なの持ってるじゃな~い」
と先生は俺にからかい半分で言った。
まぁ、あんまり真剣だと生々しくなると思ったのかもしれない。
「どう?気持ちいいでしょう?」
と先生が俺に聞いた。
「う~ん・・・よく分かんない・・けど」
俺はシゴきながら答えた。
実は気持ちよかった。
まだ言ってなかったが先生は既婚で子持ちだったがなかなかの美人である。
やはり少しおばちゃんでも美人に見つめられながらする自慰行為は中二の俺には刺激的だった。
が、やはり出す所までとなるとこれがなかなか勇気が居るというか照れくさいのだ。
ちょうど中二ぐらいの年頃は発育が早いのが罪悪みたいに思っている年頃なのである。
俺が恍惚の表情でシゴいてるにも関わらず、なかなか放出に至らないのを先生は、たまに腕時計を見ながら見ている。
出すべきか出さざるべきか・・・ここで決断が迫られた。
出そうと思えばすぐにでも出そうだったが、ここがまだ大人になりきってない男子の恥じらいだ。
「どう?出そう?」
と半ばジレた声で先生が俺に聞いてきた。
「分かんないよ!分かんないよ!」
と俺は半べそで答える。
業を煮やした先生は
「ちょっと貸してみて」
と言って何と俺からチンポを取り上げたのだ・・。
先生自ら俺のチンポをシゴきはじめた。
(こ・・・これって相当やばくないか?)嬉しいの半分、ちょっと恐かった。
特にたまに廊下を歩く音がするとビクとしたのを覚えている。
でもやっぱり凄い気持ちイイ。
「う~先生・・・気持ちいいよ~」
思わず本音を漏らす俺。
「いいから浸ってなさい」
と先生。
やはり大人である。
カリの根元の部分とか裏筋をなぞったりとかあらゆる性戯を駆使して俺を放出に至らせようとする先生。
今思うと固い雰囲気でも旦那には相当仕込まれていたと思われる。
が、どうした事か放出寸前になると自制心が働きなかなか射精には至らないのだ。
俺が焦り始めたその時である。
急に俺のチンポが暖かみの中に包まれたのだ・・・。
見下ろすと何と先生が俺のチンポを口に含んでいるでわないか。
「う~!・・・」
呻くおれ。
これには流石の自制心も抑止力を失ってしまった。
俺は熱いモノが奥底から込み上げてくると、先生の頭を鷲掴みにして、口の中に射精を開始したびゅ~びゅ~と凄い勢いで出ているのが自分でもよくわかる。
先生は、俺が始めての精通だと思って高をくくっていたのか、あまりの多さにゲホゲホと咳き込んでしまった。
そして病院によくあるゲロ吐き用の底の浅い銀の器に俺の精子を吐き出した。
おびただしい量の精液が器に盛り上がっていく。
先生は、口内に残った精液をぺっぺっと吐き出すと、
「何だやっぱりこんなに出るんじゃない」
と言ってそれを俺に見せた。
「どう?初めて出した気持ちは」
と感想を聞く先生。
「き・・・気持ちよかった」
と素直に感想を漏らす俺。
「ぜ~ったいに言ったら駄目だからね?分かってるわね?」
と先生は俺に釘を刺した。
もちろんである。
言えるわけがない。
しかし何を思ったのか先生は棚にあった顕微鏡を持ち出したのである。
先生は俺を見ると、
「初めて記念に○○君の精子を除いてみよう」
と悪戯そうな顔で言った。
どうやら天性の保健の先生らしい。
ガラスの板に俺の精液をスポイトで落とすと顕微鏡に設置する。
倍率を合わせると先生は、
「ほらほら!凄いでしょ~?」
と感動した声で言った。
俺も覗いてみた。
やった!
どうやら種無しではないらしい。
俺は、
「すげぇ・・・」
と言って俺の精子達を追っていると授業始まりのチャイムが鳴った。
「これで出し方分かったでしょ?あとは自分でやってね」
って事になったのである。

もちろん最初から分かってた事なんだけど、先生にここまで御奉仕いただいて俺としても報いないわけにはいかないわけだ。
とりあえず俺は次のプールの授業の前日と当日朝をふくめて出来る限りヌキまくる事にきめたの。10代のオナニーにズリネタは要らない。
イマジネーションだけで充分だった。
俺はあの日先生にフェラしてもらった記憶をたどってとにかくヌキまくった。
夜風呂で1回、トイレで1回。
姉貴が寝静まったのを確認して布団の中でガサゴソ1回抜いた。
で、朝の元気を利用してもう一回...。
そしたら太陽が黄色い黄色い...すっげぇ眩しいの。
頭はぼや~っとするし。
多分中二で朝晩計4回ヌクなんて荒業は俺にしかできないんじゃないかな。
もう正直起たない自信あったね。
だってすげぇだるいんだもん。
どっちかって言うと泳ぐ体力が残ってるか心配だった。
とにかく体育の時間が来るまでボーっとしてたのだけは良く覚えてる。
前の席の奴からプリントまわってきても気付かなかったりそうとうやばかった。
で、そんなこんなで体育の授業がやってきた。
男子は教室で、女子は更衣室で着替える事になってたんだけど、俺もダルい体をひきずってヨタヨタと着替えてからプールに向かった。
俺・・・もしかしたら心臓麻痺で死ぬんじゃないか?と本気で心配になった。
眩しい太陽の中久々のプール場に上がる俺。
体育の先生は俺を発見するとニヤと笑った。
ま、やっと来たかって事なんだろう。
とりあえず準備運動から始める男子。
プールを隔てた対面で女子も準備運動しているようだ...。
俺の好きな○子ちゃんもいる。
(▲恵はあいかわらず胸でけーな、動きに連動してゆさゆさ揺れてんじゃん...。ほんとに厨房かよ。あ、■美いまお尻の食込みなおした...)と漠然と女子を眺めていたその時である。
ん?下半身を見る俺。
あっや、やばい...。
すでに俺のチンチンは膨張を始めていたのある。
(な、何て奴だ)と我が息子ながら呆れかえる俺。
4回だぞ?4回ヌイても駄目なの?そう思ってる間にも俺の息子は膨張をし続け、もう傍から見れば明らかに勃起してると分かるぐらいに大きくなってしまったのである。
(く...くそ無念!)俺は体育教師に気付かれぬよう、こっそりとプール場を後にした。
とても悲しかった。
一人孤独に教室にもどり元の制服に着替える俺。
そしてひっそりといつも隠れる剣道場のわきの茂みに入った。
まったく何て事だ。
先生には何て言い訳しよう・・・と、途方に暮れる俺だった。
近くの教室でどこかのクラスの授業の声が聞こえる。
得意だった水泳だったのに、俺の成長と共にこんなに苦痛になるなんて思いもよらなかった。
成長したら普通男女別にしねぇか?とか思ってるうちに授業終了のチャイムが鳴った。
授業の時間は長く感じるのにこういう時だけずいぶん時間が経つのが早く感じる。
しかたなく俺はとぼとぼと教室に帰った。
「お前何処行ってたんだよ?体育教師探してたぞ?」
と俺を見つけた友達が俺に声をかけた。
あちゃ~気付くよなやっぱ。
また呼び出される。
もう打つ手なしだ。
俺は放課後のHRの時間まで暗澹たる気持ちで過ごした。

そしてHR時間である。
先生が入ってきた
俺を一瞥する先生。
(うっ冷たい視線・・・)俺はすぐ目を逸らした。
HRの間先生が何を言っていたのかはさっぱり分からない。
どうせ呼び出されるんだろう?そうなんだろう?と思いながらまんじりとせぬ時間が経過していく。そして皆が起立し、
「さよなら」
と挨拶すると、先生が、
「○○君ちょっと」
と声がかかった。
(きた~!)心の中で悲鳴をあげる俺。
俺は逮捕された囚人のごとくトボトボと保健室まで先生の後をついていったのである。
先生に促され保健室の椅子に座る俺。
「また途中でぬけちゃったんだって?体育教師怒ってたわよ」
と俺を責める先生。
「また起っちゃったの?」
とあっけらかんと先生は言った。
俺は黙ってうなずいた。
「え...だってちゃんと出してきたんでしょ?」
と心外だという風に先生が言う。
俺は首を横に振った。
まさか4回もぬいてきたにも関わらず起ったとは言えなかったのだ。
だってそれじゃあまりにもエロ小僧だ。
「出さなかったの?何で」
先生の声に怒気が混じっている。
俺はそれには応えず「先生俺体育1でいいから」
と言った。
「そういう問題じゃないでしょう?」
と先生が言う。
「俺やっぱり家だと無理だから。環境的に」
と俺は下を向いて答えた。
「そんなことない。みぃんなやってるんだよ?恥ずかしくないんだよ?」
と先生は俺を諭す。
「このまま好きな水泳できないで授業から逃げ回ってていいの?すっきり出してくれば大きくならないんだから、私の主人だってお風呂とかでやってたって言ってたわよ」
ととんでもないカミングアウトをする先生。
(だから~駄目なんだよ~起っちゃうんだよ。どうしても!)俺は半ばイライラしてきた。
「プールが終わったら体育出るよ、それでも落第にはならないだろ?」
と俺は言った。
「だからそういう問題じゃないんだってば」
と先生が俺に言う。
「先生、俺をあんまり追い込むなよ学校来なくなっちゃうよ。プールだけ来ないだけだったら可愛いもんだろう?」
と悲しい目で先生を見た。
「え・・・で、でも・・・」
威勢がよかった先生が少しひるんだ。
それを見た俺は、
「先生は懸命に説得し続け、俺はそれに従わずプールさぼり続けた、それでいいじゃん。プールだってあと一月ぐらいで終わるんだしさ」
と続けて言った。
「う~ん・・・」
と言いながら腕を組み考え込む先生。
(よし、もしかしたら落ちるかも)そう思った俺は、
「引きこもり生徒一人つくるよりマシだろう?いいよ先生は先生の立場があるんだから納得しなくて。ただ俺はプールは出ないだけ」
と続けた。

「・・・・・・・・・・」
しばらく先生は難しい顔をして黙り込んでしまった。
「いや・・・駄目駄目・・・やっぱり駄目」
と言って先生は頭を振った。
「う~ん・・・じゃ、分かった。先生がまた出してあげるから。それでいいでしょ?」
と先生。
「へ?」
予想外の返事に俺は思わず聞き返した。
「またこの間みたいに直前じゃ困るから学校1時間はやく来なさい」
と先生が言った。
うっそ~ん。
そんな名案があるんだったらもっと早く言ってくれれば良いのに。
と思いながらも、それが目的だったと思われたくないから、
「いいよ誰かに見つかったら先生だってやぱいだろ?」
と一応拒否して見せる。
まぁこの時ほどときめいた事はそれまでも今も一度もないね。
恋する乙女のようにドキドキしてた。
その時の俺の下校姿はきっとスキップせんばかりだったろう。
家に帰ってベッドで横に寝っ転がると先生の顔が目に浮かぶ・・・。
まぁ元々学校でも美人で評判だったが、こういう時は何割増しで美人に想像してしまうものである。
まさか同級生共も俺が先生にお口で奉仕してもらっていようとは思いもよらないだろう。
まさに棚からボタモチ状態だ。
何だか自分だけ大人になったような勇ましい気分になる俺だった。
先生の口元とか胸とか腰つきとか思い浮かべていると自然と手が下半身に伸びていくわけである・・・。
トランクスの中に手を突っ込み無意識に息子を掴むと上下にシゴキ上げる。
う~気持ちい・・・。
と、出そうになったその時、俺はハッと正気に戻った。
(いかんいかん!何をやってるんだ俺は!)心の中で自分を責める俺。
美人先生がせっかく高給ディナーをおごってくれると言ってくれているのに100円バーガー喰ってくバカが何処にいる?今日から俺はプールの日までオナ禁である。
俺は自らの息子に条例を下した。
しかし、中二にして1日2回の自慰が日課だったオナニー小僧に、この条例は相当厳しかったのは事実である。
何と言うか溜まってくるとどうでもい~もんまでセクシーに見えてくるのだ。
例えばバイクのプロポーションとか(これマジ)。
まぁバイクでチンポ立った奴は俺だけだろうね、うん。
特に先生のHRの時間は厳しかった。
唇とか細い腰とか意外に大きいお尻とか胸とか、視線がどうしてもそっちに行ってしまう・・・。
俺もあんまりギラギラしてるところを見せて、
「やっぱり辞めた」
とか言われたくないから、必死に普通にしようと努力はしてたんだけど。
もうトランクスの中ではカウパーが溢れてヌメヌメしてくるし大変。
そんなオナ禁例を発令した2日後の晩。事件が起きた。夜中に水の
ような鼻水がつ~っと流れてくるの。
俺は起きるのめんどいからフン!って鼻をすすって吸い上げようとするんだけど花粉症の時の鼻水みたいに再びつ~って流れてくる。
しばらくつ~・・・フン!つ~・・・フン!を繰り返していたが、あまりにしつこく流れてくるもんだから、枕元にあるティッシュを掴んで思いっきりチ~ン!とかんでやった。
しかし間髪要れずに再びつ~・・・と出てくる。
いや、何だかもっと流れる気がする。
唇までぬれてきてるようだ。
俺はもう一枚ティッシュを掴むと2~3度続けてチ~ン!!とかんだ。
そしたらもうドパー!っと威勢良く滝のように鼻水が流れ出してきたのだ。
もう半端な量ではない。
俺は、異変に気付き電気をつけると、姉貴が、
「う~ん、まぶしい!何よこんな時間に、もう!」
と言った。
その時だ!
「ぎゃ~!!!」
と姉貴が悲鳴をあげると階段を降りていったのである。
「おかあさん!おかあさん!○○が!○○が血塗れだよ!」
と1階で叫んでいる。
へ?と思い下を見ると俺のTシャツは真っ赤な血に染まっていた。
そう、俺が必死にかんでいたのは鼻水ではなく鼻血だったのである。
これには俺も卒倒しそうになった。
だって白系のTシャツが完全に赤系になってんだもん。
お袋が眠い目こすって俺を見ると、
「どうしたの~、とにかく横になんなさい!」
って言って俺を横にすると、姉貴に、
「アイスノンとタオル取ってきて!」
と指示した。
駆け下りる姉貴。
この辺はさすが年の功というか熟年者は冷静である。
お袋は俺の鼻の根元にアイスノンを置くと少し水で濡らしたタオルで流れ落ちる鼻血を拭いてくれた。「どうしたんだろうね、急に。今まで鼻血出した事なんか無かったのに・・・」
とお袋。
確かに俺の記憶でも鼻血を出した事は一度もない。
「きっと変な事考えてたんだよこいつ。キモイ」
と姉貴。(その通り)
「こらっ!」
と一喝するお袋。
なかなか鼻血が止まらないようだ。
ま~思いっきりかんじゃったからな、もしかしたら血管切れたのかもと若干心配になった。
すると姉貴が、
「何か止まらないよ、お母さん。どうする?救急車呼ぶ?」
と心配そうに言った。
(ちょ、ちょっと待て!そんな事になったら先生のディナーが!ディナー!が!)俺は命の危機に晒されてもディナーの心配をしていたのだ。
男ってとことんバカだな、いや俺だけかもしれんが。
「大丈夫だよ大丈夫!」
と、気が遠くなりそうになりながらも気丈に応える俺だった。
「まぁ大丈夫でしょ。鼻血で死んだって話あまり聞かないから」
とお袋。
やっぱり肝が据わっているようだ。
何だか俺はお袋の冷静さに安心したのか、気が遠くなったのか知らないがそのまま眠ってしまったのである。

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