家に着き、着替えを済ませ『オタク女』を見る
まだ、指輪を嬉しそうに触りながら見つめていた
「指が浮腫む様なら言えよ?明日しかサイズ直しのチャンス無いからな~」
「ううん…大丈夫だょ…なんかねー…1月前の自分が嘘みたいだなーって…」
「そうか?なら早目に襲っとけば良かったかな?(笑)」
「そうかもしれない♪けど…それだったらまた違う事になってたかも知れない…だから、あのタイミングは神様がくれたんだと思ってるの…」
「まぁね…奇跡って言えないコト無いよなー…田仲も彼も…天の采配だな…ところでな…例のマイクロミニ何処で買ったの?ベビードールも…」
「あぁ!あれはお父さんの会社で作ってるんですよ(笑)色んなトコに卸してますよ?メーカー品ですけど…」
「ちぇっ!ホットパンツ履かせようと思ったのに…っても季節外れか…」
「御主人さまのえっちぃ~♪」
「オマエのデカイケツには負ける…腰からのラインを見てるだけでムラムラする…太股まで見たらもう我慢不能!」
逃げ回る『オタク女』を角に追い詰め抱きつく
「きゃあ♪えっちぃ~♪」
「いつまでもお互いこうして居ような…」
「うん…………きゃっ…やだぁ~…くすぐったいですぅ~きゃっ♪」
そうして『オッサン』と『オタク女』のバカップルの夜は暮れた
「やっぱ気になる!」
「へ?何が?」
「大人の店に行くぞぉ!」
「おーーーっ!って何で?もう遅いよ?4回致したし…」
『あのね…4回はオマエ…俺は2回だって…』
「大丈夫!敵は24時間営業だし、気になって眠れんし」
「ふーーーーん…男心は複雑なのねぃ?」
「いや!ド直球勝負だっ!行くぞ!」
「はーーーーーい」
車をスッ飛ばし、大人の店に着いた
安っぽいビニールレザーのホットパンツ位しか無かったので、マイクロミニを見た
『やっぱちゃちだなー…』
部屋用にローライズショーツと『オタク女』が可愛いを連呼したアイレットレースの苺柄のブラとショーツ を買ってしぶしぶ外に出て、夜景を見に行った
『オタク女』はトイレに行きたがり、公衆便所に2人で行った
電気が点かないオソマツなトイレを携帯のライトを頼りに入って行った
思った通り落書きやゴミが散らかった薄汚いトイレだった
『オタク女』が「恐い」と言うので側でトイレを照らしてやっていた
オシッコが済み、拭こうとするがトイレットペーパーが備え付けいる筈も無い
困った顔の『オタク女』の顔を見ていると、股間が熱くなり、モノが立って来た
携帯のライトを消し、ズボンを下ろしモノを出す
「え?え?真っ暗で見えないよ?どこ?」
と狼狽える『オタク女』の声が闇の中から聞こえる
『オタク女』の頭を探り当て、モノを当てる
『オタク女』はしゃがんだままで、モノを両手で掴み亀頭をくわえる
「最初を思い出すな…オマエの匂いとこの狭さ…」
「うん…じゃなくて…はぃ…」
「俺達貧乏性なのかな?(笑)お風呂の中でもするしな(笑)」
「お風呂は御主人さまとぴったり引っ付けれるから好きですよ♪」
「初心に戻ってみるか?」
「はい…」
「ほらっ!しゃぶれっ!」
『オタク女』の口の中に思いっきりモノを突っ込む
「うぷぅっ!ぷはぁっ…んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!…」
「やっぱりオマエの顔が見えないと駄目だな…」
携帯のムービーで、撮り始める
『オタク女』は眩しそうに目を薄めモノをしゃぶる
「口を大きく開けてベロ思いっきり出せ」
「はいっ」
モノを『オタク女』の舌やプックリした唇に擦り付ける
「ベロベロ舐めろ」
「はいっ」
言われるがままに口を大きく開けたまま舌でモノをベロベロ舐める
その艶かしい『オタク女』の顔に堪らず精液を掛ける
「あぁっ…」
『オタク女』は嬉しそうな顔で精液を指で拭いチュパチュパと舐める
そして垂れ出てる精液の残りを、大きく出した舌でベロベロと舐め、飲み込んだ
モノから精液を吸い出すと、自分の股間から垂れている汁を、モノに擦り付けながらしゃぶり始めた
異様な興奮に包まれ、モノを抜き、立続けに精液を『オタク女』の顔に掛けた
精液まみれになった顔をまた指で拭い、指を啜る『オタク女』
ムービーを止め、『オタク女』を立ち上がらせ、汁で一杯の『オタク女』の股間にモノを突っ込んでやる
「あはぁ~っ…凄い…イイですぅ…入れられただけで…イッちゃい…そぉ…あはぁ…イイッ…イイですぅ…御主人さまぁ~…もっとぉ…もっと…チ○ポォ…ネジ込んで…くだしゃぃ…あはぁ…イイッ…マ○コォ…気持ち…イイッ…あはぁっ!…イイッ!…そっ!…そっ!…そぉっ!…あはっ!…あはっ!…あはっ!イイッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イイッ!イキッ!イキそっ!…あはっ!…あはっ!…あはっ!…あはっ!…もっ!もっ!もぉイクッ!…もぉっ…っちゃうっ!!イッ!イッ!イッ!イッ!イイッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッッ!……あはぁ~……っちゃいましたぁ……あはっ…」
再びライトで照らし、『オタク女』の口にモノを突っ込み頭を激しく前後させ口の中に精液を出した
いつも通りに吸い出させ、股間を綺麗に舐めさせる
スカートを捲り上げ、ノーパンのままトイレの外に連れ出し、車まで歩かせ、少し明るいところで綺麗に股間を舐めてやった
だが、『オタク女』は興奮し続け、車に乗る前に、また汁を垂らしていた
「仕方ないなーオマエは…もう出ないと思うけど突いてやるよ…」
助手席を後ろにずらし、倒しこんで突いてやった
『オタク女』が潮を吹くまでイカセ続けた
助手席は、汁と潮でぐっしょりと濡れていた
『次に帰って来る迄には乾いてるから良いか?(笑)』
疲れ果てた『オタク女』を乗せ、家に帰り、ベッドに抱きかかえて運んでやり、裸で抱き合って眠った
ゆっくり起きようと思って居たが、肌寒さで目が覚めた
『オタク女』が居ない…
『トイレかな?』と思い待っていたが、ベッドに帰って来ない
トイレを見てもお風呂を見ても『オタク女』は居なかった
あわてて玄関に行き、靴を見るとある…
『???』
「おーーーい?ケイコ?」
居間を覗くと、自分のパソコンで何やら懸命に打ち込んでいた
「何してんの?」
と聞くと『オタク女』は飛び上がってビックリした
「あはっ♪何でもないですよ~」
「何で画面隠すのよ?見せろよ…」
「えへへ…恥ずかしいから駄目です…」
「いや…見せなさい…」
「えーーーーん…やだよぉ~…」
「良いから…見せろ…」
ジリジリと寄り『オタク女』を押し倒し画面を見た
「日記?Blogか?…ナニナニ…今日は御主人しゃまにプロポーズされました♪ゥレシ━━゚+。゚(*´>艸<`*)゚。+゚━━イ!! やっぱり、ワタシと御主人しゃまは結ばれる運命だったのら♪キャッ(*ノ∇ノ) 可愛い指輪をオトーサンとオカーサンの目の前で渡されて…もうっ死んでもイイかもっ♪……ちょっとマテ…ケイコ良いか?じっとしてろ?じっとしてないと怒るぞ?良いな?……前の日もあるな…いつから…だ?…っと…俺の事はトイレでヤッタ日から書いてんのか…まぁー…まっ…感想文だな…ふーーーん…ほぉ…ほぉ…あらら……あははははは…成る程ねぇ~」
『オタク女』は正座して、俺を上目遣いに見ている
「はいはい…ゴメンナ…勝手に日記見た気分だ…でも、オマエの気持ちがもっと良く判った様な気がしたよ(笑)でも、公開してんだから俺が見ても問題無いと思うけど?」
「目の前で読まれたら恥ずかしいょ…」
「そりゃそーだな…でも、どうせなら題名をメイド日記とかにしたら?ちと妄想系に思われそうよ?」
「ぶーーーーっ!妄想じゃないもん!ホントの日記だもん!」
「ほんで、何で素っ裸のマンマやってんの?風邪ひくよ?」
「忘れないウチに書いておこうと思って…えへっ…」
「身体冷えてんだろ?お風呂入ろっ」
『オタク女』 とゆっくりお風呂に入り、寝直した
再び起き、コンビニで買って来たBLTを喰い、支度を済ませ『オタク女』の家に挨拶に行けたのは10時を回っていた
結局挨拶のつもりが長話になり、昼食を御馳走になりアキバへと向かった
「田仲達もう行ってんのかね?連絡してないわ…」
「メグしゃんは晩方に着くっていってたよぉ~」
「ありゃ…ありがと…着いたら荷物置いて、ちょっと回ってみるか?」
「うん!同人誌に行きたい~♪」
この前に泊まっていた部屋がそのまま空いていたので、考える事無く決め荷物を部屋に置き、同人誌を見て歩き回った
日が傾いたので、『キャリアさん』にメールを入れる
“もう少しで着きます”とのことで、折り返し“ホテルはそのまま前の部屋です”とメールした
暗くなって来たので、帰っていると…
『ブルマだ…』
「おい…ちょっと寄ってみるか?」
何度か入った事はあった筈だったが、メイド服しか見てなかった為か見落としていた様だった
「下に履くのに良いんじゃない?」
とか尤もらしい事を言いながら、紺と赤と緑の3色を買った
その内、俺の母校と同じ緑は黙ってローライズの1サイズ小さめにしておいた
『オタク女』がじーーーっと俺を見た後、ニッコリ笑った
『バレバレか…』
「さあ…帰るぞ!」
ホテルで、着替えさせてみようとホクホク顔で部屋に戻ると…
『ヤッパリね…いつだってオマエはお邪魔虫だよ…田仲さん…』
「やぁ!なんだか久し振りって感じだね?(笑)」
「毎日毎日、四六時中、一緒に居たから余計感じますね」
「だな!…で!上手くいったの?親御さんとの御対面は?」
「ん~~~~あんなもんかな~って感じですねー…ワタシをそろそろと思ってたらしくて、それなりに喜んでましたよ♪」
「で?彼は?」
「一旦家に帰って、御両親に再度お話するらしいです…難しそうな顏してましたけど…」
「まぁ…何とかなるでしょ?普段のキミなら、アノ親御さんも文句は無いだろうしね~♪」
「何か引っ掛かりますね?普段はっていうのが特に…」
「さてと…俺は明日の仕事の準備でもするよ…」
「逃げるんですか?言いたい事があるならハッキリ言って下さい!」
『キャリアさん』睨んで来る
「キャンキャン喜ぶ、ワンちゃんみたいなキミも可愛いよ♪っと!」
と言ってダッシュでドア口に逃げた
スリッパが飛んで来てが、俺からは外れ、ドアに当って落ちた
部屋に帰り、直ぐにロックをして、パソコンを取り出しメールチェックをした
『まっ…日曜だし何も無いか…部長に着いたよメールでも送っとこっと…』
ドアノブをガチャガチャさせる音がする
「おーーーい!只今電源が切れてるか、圏外だそーだぞ~?」
ドアを今度はノックしている
「そんなに怒らなくても良いじゃ無い?冗談だろ~?…ったく…はいはい…今開けるよ…」
ドアを開けると、ブルマ姿の『オタク女』と『キャリアさん』が立っていた
「もうっ!他の人に見られちゃったじゃないっ!」
『キャリアさん』が怒っている
「えへへぇ~♪似合ってる?」
『オタク女』はマイペースだった…
「何で、田仲まで着てんの?」
俺が不思議そうに聞いた
「え?だって、これケイコちゃんが履くと凄い事になるわよ?ワタシでも浅い感じなんだから…コレでアンケートは取れないわよ?恥ずかし過ぎるわ…」
「んーーー…ソレは極めて個人的なモノだったんだけどね…まぁ…ヤル気ならドゾ!止めはしないよ」
「へ?だって御主人さま…ワタシが『ア!メグしゃんのもちゃんと買ってんだぁ♪やっさし~い♪』ってニコニコしたら恥ずかしそうにしたですよ?」
『あー…あのニヤニヤはそーゆー意味でしたか…ニブチン…』
「じゃあ…ネコ耳とシッポ付けてね♪」
「それは、メイドで無い気がするんですけど?」
「もともとアンダースコート代わりに買ったのよ…自費で…結構、カメコの皆さんスッゴイローアングルから撮るからね…要らないなら返してよ…」
「貰っておきます…」
『自分で買えよ!』
「ちょっと2人ともバンザイしてみてくれる?」
「へ?こお?」
「こうですか?」
「いや…モッと力強くっ!万歳っ!」
「バンニャーーーーーーイッ♪」
「バンザーーーーーーーイ?」
2人のお腹丸出しの姿をデジカメで記念撮影をした
「これ結婚式にスライドで写してもらうわ(笑)彼にも送っとくね~♪」
「駄目ですっ!スグに消して下さいっ!ああっもうっ!調子に乗ったワタシが馬鹿だった!」
「え~~~~っ?メグしゃん可愛いのにぃ~消したら勿体無いよぉ~…ねっ!ワタシのにも送っておいてくだしゃいね♪」
「判った…彼に壁紙用に加工してもらおー!」
『キャリアさん』喚いている最中、『勇者』から着信が来た
「ん?噂をすればだ…はい!×××です!…こんばんは~♪…田仲ですか?…ええ一緒に居ますよ?…あぁ…携帯を部屋に置きっ放にしてるんですね…きっと…代わりますね?…エッ?…これから○王パークタワーで?はぁ…構いませんが…はい…はい…えっ?…親御さんが一緒なんですか?…でもそれだと、僕らはお邪魔…はぁ…こちらは構いませんが…はぁ…判りました……え?…もうあんまり時間が無いですね?…判りました!…大急ぎで向かいます!ちょっと不案内なもので、どれ位時間が掛かるか判りませんが…はい…着きましたら連絡入れます…はい…それでは!」
『キャリアさん』を見て
「田仲くん!今回は冗談は言わないから安心したまえっ!ケイコっ!『御主人さま』も『はにゃ~』も『ですぅっ♪』も禁止だっ!お堅いシリアスケイコちゃんに変身だっ!スグ着替えろ!彼の御両親がお待ちだっ!」
「えっ?」
「はにゃ?」
「田仲!ボケっとするなっ!ケイコっ!『はにゃ?』も『むーーーーっ』も『ぶーーーーーーっ』も無しだっ!2人とも急げっ!俺はタクシーを呼ぶっ!」
着替えが済んだ頃にはタクシーが着て待っていた
大急ぎで出してもらって、予定時間にはなんとか間に合った
言われた通りに着くと、お坊っちゃんぽい格好の『勇者』が入り口で待っていた
「お待ちしてました!さあ!こちらです!」
興奮気味の『勇者』に連れられ案内された
『勇者』の親御さん達が退屈している様子を隠しもせず待っていた
「この間はどうも…お久し振りです」と俺が挨拶すると、会釈だけして席を勧められた
『んだ?偉そうに…』
「あぁ…紹介したい娘さんと言うのは、この前の変わった格好をなさってた、このコかい?」
改めて品定めをする様に『キャリアさん』をジロジロと眺める
「確か…○○○の本社の営業課長補佐さんでしたよね?随分と○○○○も社長が変わって自由になったもんですね…」
『ムカツクなこのクソ親父!』
「あら?そんなに変わった服装でしたの?最新流行かしら?それでしたらスーツでなくてソレを着て来て下されば良かったですのに…残念ですわね…」
『キャリアさん』は真下に俯いている
「で?どういう話になっているんだい?○○○…まさかとは思うが、お付き合いをしている…とか言うのでは無いよな?」
『あーーーーーっ…2人には悪いけど、もうキレそ…』
俺がキレる前に『オタク女』がいきなり席を立ち
「気分が悪いので帰らさせて戴きますっ!田仲さんっ!最初から悪意しかない、この方達とお話しても仕方ありませんよ?貴女と彼の2人の将来の話です!この方達に相談することも遠慮する事も、もう無いでしょ?帰りましょう!」
「だな…どれだけオエライか知らないが…ちょっと調子に乗り過ぎだね…まぁ…6人分を2人でタラフク喰って下さいな(笑)…では失礼します…2人共!この方々は置いといて…どっか楽しいトコ行きましょう♪」
『キャリアさん』はジッと固まっている
『勇者』は『キャリアさん』のその姿を見て決心し、立ち上がり『キャリアさん』に
「家も財産も無くなりますけど、良いですか?良いですよね?アナタはオレの事をカメラマンとしてしか言ってませんもの…たちまち貧乏カメラマンになると思いますけど…それでも良かったら×××さん達と一緒に楽しいトコロ行きましょう!」
最後は泣きながら『勇者』は言った
「ええ…スグに喜ばれるとは思いませんでしたけど…ここ迄言われるとは思いませんでした…ワタシはあなた方の財産目当てで付き合った訳ではありませんし…その事は彼自身が一番知っています…だから…こんなにお父様とお母様の前で言って居るんだと言う事を少しは考えて下さい…では、失礼します…」
「まぁ待ちなさい…では聞くが…田仲さん…このコのドコが気に入ったというのだね?ハッキリいってカメラマンとしての才能は、親の欲目で見ても大した事は無い…見た目もそれほどでも無い…悪く言えば、世間知らずのボッチャンだ…キミ達の仕事で、俄にヤル気になった…大学もロクに行かず、卒業しても引き蘢ってばかりの○○○が…30手前でやっとな…そんな奴の何処が良いのかね?」
「申し訳有りませんが、お父様は○○○さんの一部しか見れて居られないと思います…お仕事がお忙しくて仕方が無いのでしょうが、○○○さんはいつでも本気で、全力でぶつかって居ます…お父様の意に添わない方面とは思いますけど…今は、お金には成らないでしょうけど…それでも全力でぶつかっている○○○さんの姿が大好きです!…今、手掛けている仕事が終わりましたら、現在の職を辞め、こちらに来るつもりです…○○○さんと一緒に居る為に…お父様とお母様に認められるように…ワタシも全力でぶつかります」
「うーーーーん…そうそう認めれるとは思わないがな?…そうだな…○○○が私の後を継いで、その秘書をする…と言う事なら認めてもいいかな?…どうする○○○?3年程、全力ですればナントカ形にはなるが?少し時間を掛けても良い…良く考えてみてくれ…オマエ達2人だけが幸せになるか、それとも皆で幸せになるかだ………でだ、ここのシェフの料理は旨いんだが、私達2人で『タラフフク喰って』も仕方が無い…片付けて行ってくれないかね?」
「そうよー私達には無理だわ…折角シェフが作って下さったのに…あらあら…これをお渡しするの忘れてたわ…はいメグムさん…私のお古だけど…どうぞ♪」
それは、かなりシンプルな指輪だった
「これね…初めて貰った指輪なの…それはもう、喰うや喰わずの頃にね…無理して買って下さったのよ…だから大事に持ってて下さると嬉しいのだけれど…」
「いえ…お母様…ワタシにはこれがありますから…お父様とお母様に認められた時に渡して下さい…必ず大事に致しますから…」
『キャリアさん』の目は潤んでいた
『オタク女』の目も…
俺は毒気を失い『どこの局の3流ドラマだ?』と感心していた
『勇者』は親御さん達の態度の変わり様を呆然と眺めていた
なんとも言えない雰囲気の中で食事を済まし
先に俺と『オタク女』は帰えろうとすると
「楽しいトコに連れて行ってくれないのかい?」
と親父さんが言って来た
「この後、ココを水入らずで楽しいトコにすれば良いんですよ♪…では、楽しい夜を」
『オタク女』はペコリと御辞儀をするとパタパタと俺に走りより腕を組んだ
「メグしゃん良かった良かったですか?」
「んーーーーー…2人次第だね…まぁ反対ってゆーコトじゃないから…良かったー位じゃね?」
「じゃあ…良かったー♪」
「よしっ!国会議事堂を間近で見て帰るかっ!」
「うんうん!行く行く♪」
そして運動不足の足を棒にしてまで、ホテルへとそのまま歩いて帰った
「あーーー疲れたぁ~」
と『オタク女』ベッドに座り込み、横へ足を伸ばした
ボディコンスーツのタイトスカートが、太股でパッツンパッツンになっている
俺は迷わず、その太股を枕にし、寝転がった
暫く『オタク女』は、俺をヨシヨシして悦に入ってたが、「足がだるいよぉ~」と言い出し甘えて来た
『オタク女』を俯せにして、脹ら脛から揉んでやったが、今度はパッツンパッツンの張ったスカートが邪魔で太股が揉めない
「着替えて来いよ…このスカートじゃあ無理だわ…」
「んじゃあ赤のブルマー着て来る~♪」
『オタク女』はネコミミまで着けて来た
「えへへぇ~似合う?」
「うんうん!可愛いよ♪でも外ですんなよ?」
「え?え?何でぇ?」
「他の奴のネタにされたらムカつくから」
「そんな事ないよぉ~」
『いや…俺の股間がそう言っているから』
「あるの!俺専用!」
「ブルマ星人?」
「いや…ケツケツ星人(笑)でも、緑の履いて欲しかったなー…」
「借りてこよっか?ちょっと待っててねん♪」
パタパタと走り去りパタパタと帰ってきた
『ぶっ!これは…犯罪だわ…』
「ちょっと待って…写真撮るから…」
思いっきり引き上げているので、スジが入っていた
写真に納めながら、注文を付ける
「なんか両脇上がり過ぎてるから横線になる迄落してよ…そーそー…で、上体反らし!」
『うわっ下腹部迄見えるぞ…』
「で、前屈…そのまま…」
『肉に食込んだまま半ケツかよ!…』
「横に…って言うか…ゆっくりラジオ体操してよ」
「ん?判ったぁ~♪」
『カメコの気持ちが判るかも…これは…もう…エロ過ぎ…』
「おっわりぃ~♪」
「足のだるいのとれたみたいだな(笑)」
「ん?そんなコト無い!だるいだるいっ!足揉んで♪」
『甘えたいだけだろが?』
「へいへい…俯せになれ…」
デカイケツが広がる
足を閉じているので、尻にブルマーが食込んでいる
その様を写真に納め、足首に座る
ムチムチの太股を揉み上げていく
徐々に上に上にと…
揉みながらブルマーをケツに食込ませて行く
どうやらブルマーの下には何も履いていない様だった
足を開かせ両手で太股を摩り1本づつマッサージしてやる
太股はブルブルを震えデカイケツも揺れ、俺の股間を熱くさせる
「足どれくらいソコから開ける?」
「ん?どれくらいかなぁ?」
『オタク女』が思いっきり足を広げた
角度を変え数枚写真に納めた
「御主人さまのエッチィ~」
「良いじゃんかオマエだって自分で撮ってたじゃんか?(笑)」
「ついでにこっち向いて足広げてよ」
開き直って、指示を出す
「そうそう…片膝立てて…今度は両膝…少し腰浮かして…もうちょっと浮かして…もっと…そう…足をもっと開いて…ちょっとエロい顔して見せて…目線くれるかな?…良い感じ……おい?少し濡れてないか?…色が濃いくなってるぞ?」
俺は土手から下にゆっくり指で、シミの所迄撫でてやる
『オタク女』は切なそうな顔をする
ゆっくりと繰り返し撫でてやる
シミが徐々に広がっていった
ブルマーを持ち上げ食込ませると、腰を突き出して来た
「おい…自分で持ち上げてみろよ」
『オタク女』は持ち上げながら恍惚の表情に変わっていった
ブルマーの股間は深緑色に染みた
何枚も写真に撮り
ブルマーの上から口で舐めてやる
ブルマーの生地は分厚いから直に感じる筈は無いのだが、汁はドンドン出て来ていた
『オタク女』から喘ぎ声と鼻息が聞こえ、俺はブルマーをずらし下から上へと舐めてやった
「あはっ…あはっ…いいっ…いいよぉ~…」
『オタク女』は腰を上下に降り出し、刺激を求める
「あはっ…あはっ…あはっ…あはっ…あはっ…あはぁっ…イッ!イイッ!あはっ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イッちゃっ…うっ…もう駄目っ!イクッ!イイイッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッッ!あはぁっ!」
『オタク女』は高く腰を上げたままイった
そして腰を下に落すと
「足が足が…余計に疲れちゃったよぉ…エーーーーーンッ…」
「それより問題は、このブルマー田仲にやったんだよな?今から綺麗に洗って間に合うのか?(笑)」
「コインランドリー行きましょう!」
真面目な顔で『オタク女』が言った
「おし!久々にミニスカ、ノーパンで行くかっ!」
「そりは勘弁ですぅ…」
渋々とランドリーに行き洗ったブルマーを乾燥機に掛けた
3枚のブルマーが回る様は何とも不思議な感覚だった
ホカホカのブルマーを持って帰り、ベッドの上でダラダラと『キャリアさん』の帰りを待った
「なぁ…新婚旅行何処行きたい?」
「んーーーーー呉って中国ですよね?呉に行って呂蒙子明様のお墓参りしたいですぅ♪」
「呉って…今、無いし…呂蒙子明ってかなり、評判悪いよ?三国演義とか…ってかお墓何処にあるか知ってる?」
「知らないです…多分、建業だと思いますぅ♪でもねぇー呂蒙子明様ってすごいんですよぉ?勉強家でぇ、曹操軍も撃退したしぃ…なんて言っても関羽キラーですからっ♪それに『三国演義』って昔の同人誌ですもん気にしな~い♪」
「で、建業って何処?」
「地図で見たら判りませんかね?」
「多分、その頃とは名前変わってると思うけどね?1800年位昔の話だろ?…アキバなんて、その頃にはまだ大和朝廷も支配してなかったと思うぞ?(笑)」
「んーーーー…そっかぁ……ねっねっ!御主人さまはドコ行きたいの?」
「どうせ行くならF-1観るか、パリかフランクフルトの航空ショー観たいなー…でも日にち合わせるのは無理だろなー…」
「じゃあ…ワタシっワン○ェス行ってみたい!」
「それは新婚旅行とは言わないだろが…まぁ…その時迄に決めといて…」
『でも…オタク的には日本が聖地なのかもな…』
アレコレ考え悩んでいる『オタク女』の頭を撫でながら
「取り敢えず、目の前の『メイド喫茶』の立ち上げを成功させないとな」
と、独り言を自分自身に向かって呟いた
幾ら待っても帰って来ない『キャリアさん』を、待ちくたびれ『オタク女』を抱きかかえたまま、俺はウトウト寝ていた
ドアのバタンッ!という音で目が覚め、少しビクッとして音の方を見ると酔っぱらって御機嫌になっている『キャリアさん』が、同じく御機嫌の『勇者』と帰って来ていた
「きょはっ!ドモっ!ありがとごじゃましたっ!お陰で、なとかなりそーっすっ!」
「うふふふふ~♪ダメモトで…も…なんとか…なりましたぁ~♪」
『…面倒臭そうだな…逃げるに限るね…』
「随分と御機嫌だねー…帰って来て安心したから、俺は部屋に戻るね…」
「ナニ言ってんすかぁ~?お礼にワインと、お祝にシャンパン持って来ましたよぉ~♪スグ開けますからねっ…ちょとまててください…」
「いや…もう遅いし…明日にしない?…もう2人ともヤバそーだし…話をキチッと聞いてから祝杯上げたいからね?ねっ?」
「今日しないと感動が薄れるっ!ってなもんですよぉ~……1パ~イだけでも付き合ってくださいよぉぉー…」
2人でドアをトウセンボする
『オタク女』は、俺の胸元に寄り掛かり、スースー寝ている
身体を揺すってみても起きない
「取り敢えず2人共お風呂入ってサッパリしたら?お風呂上がりの方が旨いでしょ?」
「そんあこと言ってぇ…僕らがぁー…お風呂入ってる内にぃ…逃げるつもりでしょー?…ダメっすよぉ~?…
1人づつ入りますからねぇ~…いたくださいよぉ~?」
『爆沈寸前だろ?寝れ!頼むから…つか…ケイコ!オマエは起きれ!』
「はいはい」と言いながら逃げる算段を考えた
『勇者』が俺に念押しし、先に風呂に入った
『キャリアさん』は俺が逃げない様に三白眼でふらふらしながら黙って見張っている
『『勇者』がゆっくりしたら寝落ちするな…』と踏み、じっとしていた
シャワーの音が聞こえる
『シャワーだけならスグに出て来るかも知れないな…』
「おい…彼大丈夫か?風呂場で寝てんじゃないの?」
「騙されませんよー…逃げるつもりでしょう?」
目が座った『キャリアさん』がにじり寄ってくる
「いや…逃げるつもりなら逃げてるし…ちょっと様子見た方が良いんじゃない?」
「無駄です…逃げれない様に捕まえておきます…」
そう言うと、俺の腕にしがみついて来た
「ケイコっ!起きろっ!俺が襲われても良いのかっ!」
と適当な事を叫んだ
「ん?何が?…あ…メグしゃんお帰りぃ~どだったぁ~?」
「んなコト明日聞けっ!ずらかるぞっ!」
「ほえ?何でぇ?」
「良いから!酔っ払いの相手なんか出来るかっ!行くぞっ!」
「え~~~っ?聞きたいから待ってたのにぃ~」
『キャリアさん』は鉾先を変え『オタク女』に抱きついた
「でしょぉ~?ケイコしゃんは聞きたいわよねぇ~♪ワタシ達3人で仲良くお話しますから~お部屋に戻って下さって良いですよぉ~?…ほらぁ♪ケイコしゃん~ワインもあるのよぉ~♪飲みましょ~♪」
『オタク女』はウキウキしながら準備をし『キャリアさん』と話出した
俺は盛上がっている2人を見ながら「明日仕事だと言う事を忘れるなよ」と言い残し、自分の部屋に戻り鍵を締めた
寝ている時にカタカタ音がしたが、無視して朝迄独り眠った
物件に行く準備を済ませ、『オタク女』達の部屋に寄った
部屋はシャンパン臭くなっていて3人共裸で寝ていた
俺は黙ったまま寝ている『オタク女』の手を取り、指輪を引き抜いた
それで目が覚めた『オタク女』に怒りを露に
「自分達の姿を見ろっ!そして俺の目の前に2度と表れるなっ!」
バカデカイ怒鳴り声で『勇者』も『キャリアさん』も目が覚め、顔から血の気が引いていた
「オマエ等は飲んだくれてハメ外すばかりか…俺の仕事を!この俺をコケにしやがって!…もう良い…これからは俺と店鋪事業部でやる…チームは解散…お疲れ様っ!田仲っ!ここの清掃代はオマエが自費で払えよ!そういう立場にいる筈なんだからなっ!どういう事情で格下に本社に送り返されたか、自分で報告しろよ!じゃあなっ!ケイコさん?もうこの指輪は要らんだろ?親御さんと俺の親にはコッチが言っておくから安心しな!サヨナラだ…」
自分で、涙を流しているのは判っていた…顔を両手て叩き、喝を入れ現場へと向かった
幸いな事に現場び来ていた開発課の森嶋だけだった
「どおした?顔色悪いぞ?それにオマエ独りか?」
「いや…何でも無い…仕事の話をしよう…」
俺の態度で何かしら察知したのだろう、開発課は仕事の話だけしてくれた
「それでな、面接なんだけど…支社の会議室はちょっと無理だから、系列の喫茶かカラオケ店ですることになったよ、どっちが良い?」
「喫茶でお願いするよ…時間は10~11時半と、3時から5時、遅く出ないと無理ならこちらが時間を作るから…取り敢えず支社の方に行かないか?電話は支社宛の筈だから…」
「判った…んじゃあ行くか?」
「あぁ…頼む…」
開発課の車に乗り、出ようとした時
「おい…来たぞ?…良いのか?」
「構わん…このまま行こう」
「担当が俺で良かったな…オマエが泣いてるなんてな…」
「あぁ…久しぶりだろ?あの時と同じだ…自分が情けなくてな…出してくれ…」
助手席で部長に電話を掛ける
「おはようございますっ!事後報告が1件ありまして…本日付けで田仲さんを本社に戻します…残りは私独りで十分だからです…ええ…アルバイトの方には会社から振込みの方お願いします…それと、私事の話ですが…例の件は無かった事にしてください…いえ…まだです…今は仕事中ですから…折を見て十分に説明しますので…では、宜しくお願い致します…では」
支社にまで開発課は無言で車を運転してくれた
開発課と詰めを済ませ、部長に報告をし内諾を得て、施工を明日から開始する運びになった
「まぁ…内装工事は1週間くらいのもんだ、後から什器類いれて、食器類の算段だな?メニューとバイトはオマエが決めるんだろ?面接する喫茶店取り敢えず決めようぜ」
「ん?上野店で良いだろ?あそこは広いし、俺の弟子の店だ文句は言わないだろ?(笑)」
「オマエの弟子は地区担当マネージャーだって!(笑)」
「ならもっと大丈夫だなっ!(笑)」
「で、どうするよ?俺ン宅に今日は泊まるか?」
「いや…荷物を置いたままにしてある…ホテルに戻るよ…ありがとな…」
「なんなら付いってってやろうか?(笑)」
「オマエの性でホモって言われた事あるんだぞ?勘弁してくれ(笑)まぁ取り敢えず…上野店に挨拶に行くよ」
「ほんじゃあま…あんまり考え過ぎるなよ?…仕事だけ今は考えてろ…『成る様に成る』だ!」
「『成る様にしか成らない』がね…まっ…寂しくなったらオマエの顔でも思い出すよ…じゃあ…頼んだぞ」
「おう!任せろっ!」
支社から上野店に行く間に何ども電話が掛かって来たので、着信拒否に3件登録をした
『今は戯言や言い訳を聞けれる時間じゃ無いんでな…』
店長に挨拶を済ませ、バックヤードに俺は陣取った
店鋪マニュアルと、接客マニュアル、メニュー、レシピを打ち込み『メイド喫茶』向けに改定した
打ち込みをしていると、開発課から聞いたのか弟子がやって来た
「これが、新店舗のマニュアルだ…笑えるぞ?」
と弟子に見せてやる
「えっ?こんなの大丈夫なんですか?風営法に引っ掛かるんじゃぁ…」
「俺も最初に行った時ビックリしたぞ(笑)部長もビビッてたしな(笑)」
「ええっ!部長も行かれたんですか?」
「この件は元々部長の苦肉の策だしな(笑)」
「はぁ…アノ部長がねぇ…」
「それはそうと…研修の時からオープニング期間に2、3人女の子貸してくれないか?できればフロアのアルバイトリーダーが良いんだけどな…お前の管轄からデキル娘を…頼む!」
「一応各店鋪に聞いて見ますけど…結構ギリギリの人数でやってますからね…リーダークラスは難しいと思いますよ?」
「じゃあ…今、サーブしているコ!少し手付きが危なっかしいが、あのコが気に入っているんだ…俺がココに座って居ても、愛想良く挨拶して行ったからな」
「あのコだと、多分キレますよ?あー見えても週5で2年間来てますから…」
「じゃぁちょっと店長に聞いて、それから本人に聞いてみるわ…それなら良いか?」
「でも、俺にキレないでくださいよ?彼女は一生懸命ダケが取り柄なんですから…」
「オマエだってそーじゃんか(笑)なんなら勝負してみるか?(笑)」
結果、本人から承諾を得て『メイドさん』が誕生した
「オマエの前居た店からも頼むな!『天然系』このコで決まりだ(笑)」
その後、弟子と他の店も回り、3人決まった
それぞれにプリントアウトしたマニュアルを渡し、1週間後に現場に集合してくれと頼んだ
そのまま弟子にホテルまで着いて来させ、荷物を取りに入った…荷物と言っても着替え以外は全て持っていたので、簡単に片付けフロントに戻った
2人部屋はまだ外出中との事で、メモを渡し明日迄の宿泊費をフロントに渡しておいた
「あの2人には明日迄の宿泊費は払い済みだと言っておいて下さい…またお世話になるかも知れませんから、その節は宜しく頼みますね」
と愛想良くチェックアウトした
弟子に物件近くのビジネスホテルを案内させ、スグにチェックインした
部屋は前よりも狭かったが、俺1人には十分だった
弟子にお礼代わりにメシを奢ってやり、酒に付合わせた…新しい部屋に戻ったのはもう日付けが変わっていた
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